送るよ

ニワウメの花


 今日はフミちゃんがボランティアの日だ。僕は今日はゴミ処理場に物を運ぶつもりだと。だが、聞けばアレルギーの薬がもうなくなって、お医者さんにもいきたいと言う。「だったら、軽トラで荷物を運びながら、フミちゃんを送って、2時に終わったら、迎えに行って、病院によって来よう」と。じゃぁ今すぐに軽トラに荷物を乗せなくちゃと。今日は10時までに行けばいいので、ゆっくりしたもんだ。そして、ボランティアの場所に到着。僕はフミちゃんから預かった保険証を持って、診療所に相談に。そしたら「今日の診察は午前中しかやってないので、午前中に診察する時間、代わりの人を出しますので、診察を受けてください」と。フミちゃんはこの診療所が中心になって経営してる介護のボランティアをしてるので、皆さん協力的だ。「それじゃぁよろしくお願いします」と受付をして自分はゴミ処理場に向かった。その途中、ハマちゃんを野原で遊ばせて。家に帰ったら、またまた荷物整理を。10年でためた荷物は実に多い。また後でごみを運ぼう。一生懸命作業をしていて、ふと時計を見たら、もう1時過ぎ。ソロソロフミちゃんを迎えに行く時間だ。だが、お昼を食べていない。急いで食べなくちゃ。今日は昨夜作った山菜の天ぷらで「天丼」でも作るか。そのご飯を立って食べながら。忙しい忙しい。そして間に合うように出発。ところが、車はスイスイ。予定より数十分早く到着。そこで時間つぶしにそのまま山の上に。ここには山の上の街があり、見晴らしがいい。若葉萌える山々。足元を見れば植えたと思われる花々が綺麗に咲いていた。そこに居住してたおばさんが「こんにちわ〜」と声をかけてきた。後ろに乗ってる犬に触ってもいいですか?と。もちろん、「おとなしく触っても食いつくようなことはしませんから安心してください」と。おばさんは、ハマちゃんに癒されてるのかニコニコと。おっと、フミちゃんが待ってるので行かなくちゃ〜ボランティアの施設の前に。「あとちょっと待っててね〜」と。掃除も終わって「お待たせ〜」とハマイバを目指す。今日の一枚はハマイバの庭で咲く「ニワウメ」の花です。見事な咲きっぷりです。