祈りが通じたのか?

恵みの雨


 今日は特に予定もなし、お客さんもいないので、「ようやく、完全休養日になったし、映画でも観に行って来ようか」と、家を10時ちょっと前に出発。10時35分に始まる映画に合わせて、甲府を目指す。そして、予告編も終わる頃に座席に座った。時間がピッタリ。今日観た映画は「少年H」侵略戦争を仕掛け、そして、敗戦を迎える、丁度そのころの神戸を舞台にした一家の物語で、戦争がいかにひどいものだったのかを知らされる映画だった。子供心にふと思う疑問。何故?何故?そして、敗戦を迎えた途端態度を一変させる人達。何故平気でいられるんだろうか?ってね。外国では国民をだまし、戦争を仕掛けたら、その人達は責任を追及される。しかし、日本では嘘をつこうが、その片棒を担ごうが、その責任はどこかに消されてしまう。以前「私は貝になりたい」って映画も観たが、軍部は自分たちのやった責任を部下に平気で押し付ける。その部下が処刑される。人間自分が取った行動の責任はちゃんと自分で取るって基本があいまいにされたら、どんな間違いも平気って事になる。まったく無責任だよね〜最近は「はだしのげん」って漫画を観られないようにしようって動きも。憲法を変えて、戦争をしたい人たちにとっては、戦争の悲惨さなんか書かれたものは、困るもんね。最近の政治の動きはちょっと怖い感じがしますね。さて、表題ですが、このところ一滴の雨もなかったハマイバ周辺に甲府から帰った途端、久し振りに雷が鳴って、少しだが雨が降りました。祈りが通じたのかな?でも、その雨も数分で上がってしまいましたが・・今日の一枚はその恵みの雨が真木川に降っている様子です。わかるかな〜