お葬式

山シメジ


 昨日、家に帰ったら実家の兄から電話が入った。「いとこにあたる親戚に不幸があった」って内容。そして、今日はそのお通夜とのこと。その前に火葬するときに親戚は立ち会うって事で今日は12時に河口湖インターちかくまで行って来た。ところが大型連休の中日。河口湖ICが渋滞している。だいぶ早めに出発したのにICの出口までひやひやであった。しかも、その場所は一度も行ったこともない場所で、ただひたすら富士山に向かって車を走らせる。「本当にここで良いのだろうか」不安と時間との戦い。最後は友人に電話してナビしてもらった。
 ここではここ数年会った事もない人とも会う。久し振りに見る私がめずらしいって感じ。でも、この大月で民宿してるって噂は承知してるみたいであった。話も「よく一人で思い切った事をしたもんだ」って話しかけられる。食事時間になって席が空いてるところを見つけたらお坊さんのところだった。そこでも岩魚釣りセンターの話に。普段は面と向かって話もした事がないお坊さんにぺらぺらとちゃっかりと宣伝をしてきた。「お坊さんは殺生してはいけないんでしょうね」などと言いながらも。「今度子供でもつれて行って見ようかな」などと言ってくれた。「その前に是非ホームページを見てください、そして、連絡下さい」ってね。
 何年も会っていなかった人との再会もお葬式。久し振りに会った人が元気そうだと嬉しくも感じる。そして、「ハマイバに来てもらってサービスしてあげたいな」などと思うのであった。岩魚君たちも心配で早々に帰る事にしたのだが、帰ってくると下のおばちゃんと息子さんが「今日は休みで山にきのこ採りに行って来たよ」って山の恵みをいっぱいくれた。有り難い事だし、これでお客さんにも食べてもらえるって思うと更に嬉しくなってくる。
 今日の一枚は、そんな山の恵み「山シメジ」です。