土砂運び

土砂撤去作業


 今日も朝早くから、この山道の草刈りの人たちがハマイバで休憩していった。森林組合の仕事で。との事。その中にはフミちゃんの親戚が二人いるのでフミちゃんの顔を見て仕事にとの事のようだ。まぁいいことじゃぁないですか。これでまた一組知り合いが増えた事になり、いつの日かハマイバを利用してくれるんじゃぁないだろうか。
 さて、ご一行が仕事に出発した後いよいよ朝食だ。「さぁ、今日は何の仕事をしようか」と。女のフミちゃんにはちょっと酷だが、砂利を滑車で降ろす時どうしても人手がほしいんで「重労働だが、手伝ってくれないかな〜」と。フミちゃんは二つ返事で「いいよ」と。私が山に登りかごに土砂を載せる。そして、滑車を使って軽トラの荷台をめがけて降ろす。それをフミちゃんがこぼす。一人ではどうしてもやりにくいのだ。かごにいっぱい土砂を載せると結構重くなるのだ。それでも文句ひとつ言わずに額に汗しながら頑張るフミちゃん。ご苦労様です。中には大きな石も入ってるからシャベルですくおうと思ってもなかなか入っていかず苦労もした。まぁ毎日軽トラ一台づつ運べばやがてスッキリする事でしょう。ハマちゃんも首輪を外しておくと、手伝いたいんだか、じゃまをしたいんだかまわりをうろうろ。そして、軽トラで運ぶ時には「ハマちゃん、乗りなさい」って言うとジャンプして荷台に乗って風を切っていた。首輪を外しておいてもなんの悪さもせず、ご主人様の作業を見上げていた。いい子にしていたハマちゃんでした。
 今日の一枚は、その土砂撤去作業の風景です。