楽しめましたか〜

ワラビ採りツアー


 昨夜お泊りになった、お客さんたちは、ワラビ採りに4時出発するために、早くに起きて準備万端。僕たちも、昨夜はお客さんたちが食べた食事の後片付けをして、今日の朝飯の弁当を作ってと。それでも時間には出発するので、待たせないように頑張った。フミちゃんは起きてすぐにお湯を沸かしポットに詰めて。僕はお客さんたちの忘れ物がないか、そして、電気や火の始末を確認して、皆さんを待たせることなく出発するために。昨日は皆さんには岩魚も買ってもらったので、家までその岩魚が無事着くようにギリギリまで氷を入れるのを待って。まだ4時って期間は暗い。そして高速に乗って、いざ富士山に。河口湖ICに着くころはすでに明るくなっていた。そして休むことなく現地を目指した。入口には入山料の徴収を受けて。富士山に入ったら、もう車がいっぱい。いつもなら採れる場所もすでに、ポキンポキンとワラビが折られていた。ダメだこれは。場所を移動しましょう。と言うのもまだ早く、草が大きくなっていないので、大きくなったワラビはむき出しに。そこを懐中電灯を持ったプロたちが片っ端から収穫していく。だから、素人の我々に採れるワラビはほんの少し。お客さんもなかなか大きいワラビが採れず不満が募る。案内してる僕がうそをついてる感じ。そして「6時半には集合しましょう」と皆さんに告げ、自分はほかの場所を見て回る。しかし、ここがいいなと思う場所にはすでに人が入っている。そして、お客さんたちは高齢者が多いので、安全な場所をと。選定も大変です。皆さんが集まったところで、他に移ってみる。そして朝食を食べる場所にはそれなりにワラビもあって心が弾む。しかし、「採るのは後にして朝食を楽しみましょう」と。今朝は富士山も顔を隠し、遠くが見通せないあいにくの天気。ワラビの成長と言い、天候に恵まれない事といい、まったくなんて事だろうと。でもお客さんたちは、それでも「この草原の空気を吸うだけでも価値があるわ」と。年輩者は自分たちが若いころを思い出し。夢中でワラビ採りを楽しんでいた。僕にすれば、こんなに採れないなら、休んでいた方がいいやと思う場面も。それぞれがそれぞれの思いの中で楽しんだワラビ採りツアーこれはこれで楽しかったのかもね。今日の一枚は、その収穫した袋を前に参加者一同の記念写真です。多く採れなくってごめんなさいね〜