いらっしゃ〜い

カシワバアジサイ


 今日は、例によって、この真木地区のおばさんたちが、ご利用くださった。9時バスで降りるなり、ハマイバの敷地にある、花を見ては、「あらまぁ〜い〜じゃぁない〜」って。そして僕はお客さんたちをお部屋に通した後はハマイバ菜園でレタスとキューリを収穫。そして水道できれいに洗って。そんな時、このすぐ近所のおばさんがやってきた。「こんにゃくを作ったから食べてもらおうと」と。「それは有難い、今度のお客さんにサービスできますから」と。日帰りのお客さんの昼ご飯を作るまでには、まだ時間もあるのでとお茶会を。フミちゃんは自慢の「ヨモギ餅」を焼いて。この部落に来て10年経つがなかなか警戒心が強く、こんな風にしてくれる方は多くはありません。でも、僕はそれはそれでいいと思って付き合いをさせてもらい、仲よくしたいって人には扉を開けて接するようにしてます。何も無理して、お付き合いしてもらわなくってもね〜。そのお客さんが帰った後は、いよいよ食事作り。頑張って行きましょ〜う。食事を出せば今度は暇に。少し横にならしてもらうねと。そして一時間。「そろそろ片づけに行ってくるね」と。そしたら、ちゃんと後片付けもしてくれてあって、口々に「美味しかったよ〜」と。こんな風に喜んでもらったら、またまたサービスしたくなっちゃうよね。お客さんの喜ぶ顔が、僕たちのエネルギーに。さて食器等の洗い物も終えて「よし今日はこれから、薪作りをしよう」と。フミちゃんには小さい焚き付けの材料を切る時だけ手伝ってと。次は太い木を切るのでもういいよと。そして運んで、最後は薪を割る作業。そしたら、フミちゃんも「手伝うわ」と。僕はその太い木を割るが、くれぐれもフミちゃんに割った木が当たっては困るので細心の注意を。そしてマサカリを思いっきり振り下ろしたら、なんと割れたはずみで、僕の後ろにいたフミちゃんの、よりによって、足にあたるとは。なんという不運だろうかと言うより、なんという意地悪だろうか。こんな事ってあるんですよね。そしたら、そのフミちゃん、最初はうずくまって「痛い〜」と言っていたかと思ったら「こんなのやってられない」とぷんぷんして家に入ってしまった。まぁそのすぐ後にまた、手伝いに来ていたので聞いたら「もう大丈夫だわ」と。ほっと胸をなでおろしました。今日の一枚はフミちゃんが大事に咲かせた「柏葉アジサイ」です。