お客さん来訪

旅館からの岩魚池


 今日のハマイバは朝から冷え込みはあるものの、天候は青空一色だ。朝早くに、電話が鳴った。出ると「岩魚の初釣りがしたい」との事だった。もちろん、大歓迎である。08年最初の岩魚釣りのお客さんで、朝から「お汁粉と干し柿、コーヒーはどうだろうか」などなど考え接待する気持ちになる。そのお客さんを待って、薪ストーブに火を入れて寒さをしのいでもらう事に。そしたら、その前に、ここハマイバを譲ってくれた息子さんが尋ねてくれた。今年初めての顔合わせで「今年もよろしく」などと挨拶をしつつ、自分が作った岩魚焼き施設を自慢げに紹介した。一人で暗中模索、お金をかけずにいかに便利なものを作るか、頭もなかなか使う。
 そうこうしていたら、本年最初のお客さんが来訪してくれた。このお客さんは、開業当初、5匹の岩魚を30分で釣り上げた記録の持ち主だ。三人でコーヒーを飲んでると、今度は国会議員のご夫婦が「鎌倉さん元気にしてたぁ〜」って尋ねてくれた。
 さて、岩魚釣りに話は移るが、今日は天気もいい、水も澄んでいて魚からも人間がバッチリ見える。この方は、昨年私と、この真木川でヤマメつりに挑戦した方で、腰を低くして第一投、早速大物約27cmの岩魚が釣れてきた、上あごに針がバッチリ食い込んでいた。次も投げるとすぐに食いついてきた。ただ、釣り方が、糸をたるませ魚がぐんぐん引っ張っていってから上げていたので、本番を考慮して、「糸はたるませない、目印をちゃんと見て、目印の変化で合わせて」と指導したら、今度はなかなか釣れない。「魚が餌をくわえ、異物を感じはなすタイミングで上げるので、もっと機敏に合わせないと川では難しいよ。」って。最後の一匹はバッチリのタイミングで釣り上げた。お見事、お見事。
 今日の一枚は、ハマイバの宿泊施設から見た岩魚池です。