山が泣いている

今のハマイバ


 昨日、春一番が吹いたと言う。とんでもない、「春一番」だ。昨夜は突然雪が降りだした。そして、今朝は強風でその雪は吹き溜まりに全部集まっていた。布団で聞いていると、まるで山が泣いている感じだ。ゴーゴーって、そして時たまトタンがあっちこっちにガシャーンって飛ばされたり、家そのものが動く感じさえする。「早く収まってくれないかなぁ〜」ってひたすら願った。その山鳴りが止んだのは午前9時過ぎ、でも、結局今日一日中冷たい強風が吹き荒れた。昨年の今頃はこんな事は無かったので、今年の天候はまさに異常気象、これも地球の温暖化のせいか?
 さっき、河口湖の友人から「どうだい、元気にしてるかい」なんて気遣いの電話が有った。友人は今親戚の家から電話してるって、そして、電話の向こうから話が出来ないほどの騒がしさで、この子供たちに岩魚釣りを楽しませてやりたいって事らしい。もちろん、大歓迎だが、それもこの寒さを超えて暖かくなってからね。って。だって、今は、池は凍結、その池に引いている水はパイプが凍結して流れない。お風呂場への配管が昨日破裂ときては宿泊者の予約もキャンセルだ。
 この寒さをなんとかしてよぉ〜。本当に待ちわびる本格的な春である。