雁ガ腹摺山初登頂

山とりかぶと


 今日の朝は太平洋高気圧に覆われ雲ひとつ無いまさに晴天。この土地に越してきて、しかも、あの有名な雁ガ腹摺山にまだ登った事が無かった私は「今日こそ、登頂するぞ」の決心で車を大峠に向けて走らせた。約20分で到着。いよいよ、登山開始だ。予定では一時間で到着だそうだ。道はちゃんと整備されており歩きやすい、日差しは強いが木立の中だからむしろ爽快感につつまれる。約10分で最初の水のみ場だ、ここでペットボトルに満水にしてリュックで背負う。私は、心臓に疾患を持っており、無理は禁物。更に、血液を常にサラサラにしなくてはならない。水を飲みながら、ゆっくり、ゆっくりと、山頂を目指す。普通の人なら一時間で到着できる所を1時間半かかった。途中、あんなきのこ、こんなきのこがいっぱい出ているのに、無知だから怖くてとれない。その分、写真はパチパチとってきた。
 山頂に到着したら、日ごろの行いか、霧がどんどん昇り、富士山を隠してしまう。残念だ。
 あきらめて、下ってきたら、今度は霧が晴れて大パノラマが目を釘づけに。何とすばらしい景色か。富士山の大きさにもびっくりだ。高いこと高いこと。
 これから、秋本番、木々が色づき、紅葉につつまれた雁ガ腹摺山も是非みたいものだ。普通は渓流釣りに明け暮れる私だが、こんな爽快感が味わえるなら又出掛けたい。皆さんも是非一度お出かけしてみませんか。登山口のバス停のこのハマイバでこれでコーヒーでも出したら、お風呂にでも入れたら、、、、、。なんて思ったりしています。が、一人の私に出来ることは限られてしまいます。
 写真は、今、咲いて楽しませてくれる山とりかぶとです。