自然の造形美2

氷の岩肌


 今日のハマイバはここ数日の中ではとっても過ごしやすい陽気となった。国道にある温度計は6度だった。朝は冷え込みがきつくマイナス6度だったので12度温度が上がったことになる。国道でマイナス6度なら昨夜から今朝にかけてはここハマイバはきっとマイナス10度位にはなっていたのかも知れない。出しっぱなしの水道を止めて、ボールに溜まった水はたちまち氷になるのもうなずける。
 今日は午前中、「田舎暮らしが希望で一人暮らしをしている人の話が聞きたい」と青年が尋ねてきた。今は、山梨県都留市で床屋さんを手伝い、静岡県から毎日通ってる、との事で静岡の家は自分で建てた、ガーデニングやら何でも一人でこなしていて、NHKの番組にも出た経験が有ると言う。夢をいっぱい持った好青年であった。私は、たった一つの夢を実現する為に、色々な困難に直面しており、テレビに出たいとか、有名になろうとか、そんな大それた希望は無く、ただ一日一日をこつこつと自分で出来ることを少しずつ、儲けましょうなんて思ってもいない。しかも、お客さんを宣伝していっぱい呼ぼう何て希望も無い。先日の予約のお客さんには「寒すぎるからもっと暖かくなってから」と延期をすすめる始末であり、この青年との会話もなかなか難しかった。きっと「頑固な、変なおじさん」とでも感想をもらしていたと思う。
 大それた高望みもなし、これからの人生地道に、周りの人に振り回されず、自分の出来る力の範囲でコツコツと人生を楽しみながら暮らして行きたい。
 さて、表題だが昨日に続いて、自然の造形美2として今日の一枚を載せます。今日は、比較的過ごしやすかったんだが建物の北側は温度が上がらなかったようで岩肌にしっかりくっついた氷は少しも溶けないばかりか、益々、大きくなっていた様だ。もう少しで岩肌全体が厚い氷になってしまう感じだ。天気予報では今夜から明日のあさにかけて又雪が降るなんて事も言っている。まだまだ、春の足音は聞こえて来ない様だ。