自然の造形美

氷の造形美


 今日もハマイバは雲ひとつ無い良い天気に恵まれた。洗濯物も気持ちよさそうに・・・。
 昨日東京の友人にパソコンの扱いについて初歩的な質問をする為に電話をした。この友人はこともなげに私の質問に明快に解決を教えてくれた。「時には俺の日記もよんでくれてる?」なんて聞いたら「ときたま見させてもらってますよ、ただ寒いやら寂しいやらそんなことを書いてるとお客さんが来なくなちゃうよ」だって。そこで、「100人泊まれるほどの広さのところにたった一人でくらしてりゃ寒さも堪えるよ」って。友人は、もう少し暖かくなったら他の人も連れて泊まりにいくよ。などと、慰めてくれた。まってるよ〜。
 今日は、こんな事を言われたので寒いなどとは書きたくないが、今のハマイバの現状は現状で仕方の無いこと。私自身昨年の2月にここに引っ越してきて、この寒さは未経験な事で、来年以降にこの経験を生かして行きたいし、その中でお客さんが来訪してもこんな楽しみも有るよなどと宣伝もしたいのである。
 さて、表題に戻るが、このハマイバは北側の部分は岩で切り立っており、上からわずかずつではあるが水滴がこの岩の表面をつたって落ちてくる。その清水がポタリ、ポタリと岩肌をぬらす。その水分が寒さによって、凍りついてしまうのである。あるところは、岩肌に触れず直接のところは太いつららとなって、そうでないところは岩そのものが凍ってしまったかの様に。まさに、自然の造形美と言ったところだろうか。寒いハマイバだがこんな見所も。夏は、この水分を求めて、ちょうちょが岩肌を覆うほど集まってくるところでもある。
 是非一度、この造形美を見てもらいたいとも思っています。今日の一枚はそんな氷の一部分です。