桜吹雪

桜のジュータン


 今日は朝から小雨交じりの寒い一日となった。この雨と、風によってハマイバの桜が散り始めた。いつまでも咲いて欲しい気持ちはあるのだが、この花が散ってその後に新芽が一斉に芽吹く。今まで、ハマイバの周りの山は冬の色だった。しかし、ようやく黄緑に変化し始めた。やがて、この山々は新緑で生き返った姿に戻るだろう。ハマイバ周辺の渓谷も着実に緑色に変わりつつある。萌える木々にもう少しで包まれるだろう。桜の花もいいが、深緑に包まれているのが本来の姿で、秋まで続くのだ。渓流の魚たちも一雨ごとに活発に餌を追うようになる。3月の解禁当初の釣りから、尾っぽも幅広の元気な魚も釣れるようになるのもこの頃からだ。今日も小雨降る中、夕方5時から釣りに行ってきた。約一時間半で、5匹のヤマメ。大きさも20cmを越えた尾ひれが綺麗なこの川で大きくなったヤマメたちだ。引きも強い。釣れるたびに「おおっ大きいぞ」って期待が持てる。渓流つりもまさにこれから、是非、この真木川での釣りに挑戦しにきてもらいたい。そして、日帰りなんて釣りではなくて、ハマイバに一泊してゆったりとした釣りを楽しんでもらいたい。
 今日の一枚は、ハマイバの駐車場にジュータンの様に敷き詰められた桜の花びらです。