よもぎ饅頭作り

よもぎ饅頭作り


 なんとも不安定な天気。朝方は太陽が顔を出し、昨日出来なかった旅館の風通し、今日は本当に気持ちよく窓開けが出来た。そして、今日はこの真木渓谷ぞいに車を走らせ山菜採りに行って来た。今日は土曜日と言う事もあり、タクシーが峠から次々に降りてくる。きっと雁ガ腹摺り山ハイキングのお客さんを乗せたかえりだろう。又、地元の人の車も何台も通った。中には「何の山菜ですか?、まだ早いですか」何て声を掛けてくる。
 この山は収穫がすくない、でも、一昨年までは東京で生活していたので、昨年この真木に超してきても山歩きなんてとてもとても。だが、今年は、季節ごとに山に入ってはいろいろな楽しみがある事を実感している。「田舎暮らし」もじょじょにではあるが体が覚えつつある。季節の恵みをここを訪れるお客さんに味わってもらうには、自分から山の中に入って収穫し、それを提供する。これも、都会の人から見れば羨ましい事なんだろうな。なんて、ちょっと幸せ気分に浸ってもみた。
 お昼に帰って食事をして、眠くなったら「お昼ね」これまた最高な贅沢。でも、起こされたのは激しく屋根を打つ雨音で。なんとも天気の変わり様には驚きだ。「それだけ、このハマイバは山の中って事だろう」っても言われる。「女心と山の天気」変化が早すぎて困ってしまう。
 今日の一枚は、83歳のお母さんに「秘伝」のヨモギ饅頭の作り方を近くで指導されながら、しっかりその技術を受け継いでるお手伝いさんです。あっ、さっきの「女心」って言葉は一般的なことでこの人の事ではありません。あしからず。