突然の来訪

岩タバコの花


 昨夜、このハマイバには大粒の雨が降ったので、今朝は目が早く覚めてしまって、布団に戻っても頭の中は釣りのことばかり。時計は5時半を少し回ったところ。一昨日の夕方攻めたが、途中から濁流に変わって突然釣れなくなったところを再度攻めてみる事にした。「今日は天気がはっきりしないから思う存分釣るぞ」って。最初はアタリすら無い、「やっぱりここには魚がいないのか」って思い始めたその時。小さなポイントから23cmの岩魚。その後はアタリがあって、釣れるのは小さいヤマメと岩魚。餌をきっと食わえきれない小型の魚が次々に餌を持っていく。約2時間、餌がなくなったので納竿とした。結果は5匹全部岩魚だった。
 家に帰って、カンバン作りを続行。昼食後はお買い物に出発。と言うのも、材料が不足したので、その補充だ。帰る途中に携帯に電話。聞くと「今、真木街道にいる、家を訪ねたが留守だったので帰る途中だ」との事。久し振りの再会に話は弾む。このお客さんは、毎日インターネットの日記を見ていて「カンバンの出来具合とバーベキュー施設を見に来たよ」って。有り難いねぇ〜。でも、突然の来訪は、お客さんがいなければ買い物にも出るし、釣りにも出掛ける。すると、電波も届かない。だから、このハマイバを訪れる場合は、面倒でも一報入れて欲しいってのがマスターの願いだ。積もる話はさておいて、「岩魚釣りをして帰りたい」ってご希望だ。夫婦に女のお子さんが一緒。小雨がまじる天気に「今日は型のいいのがつれるとおもいますよぉ〜」って言った通り、上げる魚はもう少しで尺って大きいのばかり「ちっとは、小さいのも釣ってくださいよぉ〜」って。見てると娘さんの竿使いがなかなかで、竿を出すたび大物を着実にゲットしていた。こんなのを見てるともう、病気が再燃だ。お客さんを見送るや否や釣り支度して約一時間、岩魚にヤマメをゲットして帰宅した。
 今日の一枚は、ハマイバの岩肌にしっかり根付いた「岩タバコ」の花です。