山菜の旬

オオバラ


 昨夜お泊り頂いたお客さんがさっき帰った。昨夜のお泊りの幹事さんはこの大月の人。お年はもうすぐ80歳になろうかって人で、元JRの駅長さんをやった人。そんな訳でか、昨日で2回目だが、なんか他人とは思えない親しみもある。足が不自由で杖を使いながらのご来訪であった。声を掛けて仲間を誘ってこのハマイバを利用してくれたのだ。有り難い事です。だから、昨夜は「おじいさん、今夜は私と一緒に風呂に入りましょう、背中でも流しますよ」って。左の足の裏を洗ったら、右足の裏を向けたから「それじゃぁ右の足の裏を洗えって事」なんて言いながら大笑いしながらお風呂を楽しんだ。随分感激していたので「それじゃぁ帳面にちゃんと書いといてよ」って言ったら「明日帰ったらすぐに書いとくよ」だってさ。
 さて、来週の週末に予約は入っているが、それまではお客さんはなし。今が旬の山菜の天ぷらを是非食べてもらいたいが、この山菜、保存が出来るかどうか。山菜は芽吹くときはほぼ一緒。だから、旬を食べるなら今しかない。お客さんがこなければ結局この山菜も駄目になってしまう。早く電話が鳴らないかな〜ぁ。お待ちしてますよ〜。
 今日の一枚は、その山菜の一種、「オオバラ」です。大きな木になれば、タラの芽とおんなじ太さになって、タラの芽にひけはとりません。