次から次に

うらめしのゲート


 今日もハマイバは雨模様。昨日の降りとは違って、シトシト、ジメジメ。ところが、今日は寝坊はしていられない。と言うのも、今日は東京から「岩魚が欲しい」ってお客さんが、東京を始発電車で大月を目指してきた。このハマイバへの到着は午前7時半。まだまだ寝ていたい時間だ。が、それも仕方がない。有り難いお客さんの事だ。早々に起きてストーブでお出迎えだ。そのお客さんは障害を持ってる人で、釣竿も持っては入られない状態との事。そこで、クーラーボックス持参で岩魚を買って行く、有り難いお客さん。粗相はあってはならないし、常連でもあるので、今日は岩魚を大サービスした。そして、ポリタンクも持参し、ハマイバの水をたっぷり持って9時のバスで東京に帰って行った。やれやれと思っていたら、今度はひとやま向こうのきの子売り場のおばさんが息子さんと一緒に茸を手土産に訪問してくれた。ストーブ囲んでお茶会になった。このおばさんたちは11時半頃帰り、今度は昨日食事の注文を受けていたお客さんの食事作りだ。このお客さんは昨日大月市の仕事でこの部落を回っており、たまたま看板を見て食べて行った二人ずれだ。そこに、大月に住むおばあさんが「家で採れたユズを持ってきたよ」って訪問してくれた。まだ食事に来た二人連れが帰る前に、今度は昨日漏電検査に来たひとが「一箇所忘れてました〜」って。まったく「目が回る」ってこう言う事だろうか。そして、ようやく静けさが戻ったハマイバで雨の降る様子をストーブのところに座りコーヒーいれて外を眺める時間がやってきた。
 そんなこんなでも、売り上げは少ないが、まぁこんなもんでしょう。今日の一枚は、何台も何台も来ては引き返す「うらめしのゲート」です。県はこの状態をどう考えているのだろうか。