水源調査

水源地


 今日もハマイバは曇り空に覆われた一日となった。だが、この曇り空の中を次から次にタクシーが登山客を乗せて大峠を目指して登っていく。今日は火曜日だが「祭日」だ。確かに昨日雨だったので今日はすがすがしい改正の秋晴れが期待できると踏んでの計画であったのだろう。しかし、結果は「残念」であったのだろう。しかし、それは登山をあまりしない私の考えであって、山登りする人にとってはそれはそれで楽しいのかもしれない。そこは人それぞれだから・・・。
 さて、こんな曇り空の中を「今日はお風呂に引いてる水源の調査に行ってみるか」って、ハマちゃんとフミちゃんと3人で(?)水源地への調査に出発だ。このところ岩魚池への給水施設は毎日枯葉との戦いだから、きっとこの水源地も枯葉に埋まっているだろうと。リュックサックにはハマちゃんのお菓子と我々が食べるみかんを入れてさぁ出発だ。ハマちゃんはいつもの様に山道をご主人様と離れず間隔を保ちながら。「今日はゆっくりいきましょう」などと言いながら。現地に到着したら心配したほどには枯葉も詰まってなくて、砂が多少入り口をふさいでいた程度であった。その作業をしている間ハマちゃんは山を走り回って散策している。でも、見失っては困るので時々「ハマちゃん〜」って呼ぶとすぐさまご主人様の近くに来て「何か用ですか〜?」とばかりに。一仕事終えてしばしの休憩。みかんがなかなか旨い。そして帰り道。なにやら大物の動物が目の前を横切る。何者だ?なんとカモシカ?それともシカの雌?そんな動物が10m位の所にいるのにハマちゃんはまったく気づかない。また、その動物もハマちゃんを気づかない。人間様を足を止めてジッと見ている。フミちゃんが「こら〜」って言ったらはじめてこちらに背を向けて山に登って行った。「夜中にピューって泣いてるのはあのシカか?」今日の一枚は調査に行ったお風呂の水源地の写真です。