残暑厳しく

水遊び場


 お盆が終わったのに、秋風が吹くどころか、連日の猛暑日だ。今日もハマイバは暑い太陽が照りつけた。今日は9時には「日帰りコース」のお客さんがくる。だから少し早目に起床しなくてはと目覚まし時計を掛けて寝た。時計が鳴ったので起きてみると、すでにフミちゃんは旅館の窓を開け、布団を干したり掃除したり。昨夜素泊まりでお泊りになったお客さんは釣りが目的だが「もしかしたら釣りに行かないでそのまま寝てるかも」などと言っていたが、すでに車もなかった。きっと早く起きて釣りに出発したのだろう。朝早くなら、それはそれで、条件は良くなると思うが、太陽が照らす時間になっての釣りは少し厳しいかもしれない。果たして、釣果はどうだったか。フミちゃんは、そんな訳で、お客さんが泊まったお部屋も早くからお掃除して・・。
 私は起きてお風呂当番。綺麗になっているお風呂にお水を張って、お客さんを待つ。それらの作業も終えて、今度はひたすらお客さんが来るのを待つ。来ました来ました〜9時のバスで常連さんが。今日のお客さんはこの真木の部落のおばさんたち。そして、自分で作っている野菜をぶら下げて。「鎌倉さん、お世話になります〜良かったら食べてください」って。今日は肉うどんをお昼に出す予定だったので、天ぷらは・・と思っていたのだが、天ぷらの具材を提供されてはね。そして、今は電気を消して、みんなで仲良くお昼寝だ。まぁこれはこれで。こんな使い方もあるんですよね。だって、同じ真木って部落でも下の方ではこうはいかない。部屋の中で真昼間は暑くてお昼寝どころじゃぁありませんから、ここは別世界でしょ。今日の一枚は、ハマイバすぐ上の水遊び場です。ここは太陽があっても涼しさ抜群ですよ。