はっきりしない天気

シャコバサボテン


 今日は起きた時から、霧雨が降って、何ともはっきりしない天気だ。起きてする仕事もないしこんな天気だから、ゆっくり起きようと。しかし、フミちゃんの友達から電話があって目を覚ますことに。それでも、まだ早過ぎと思って再度寝る事に。フミちゃんは今日も早起きしてるみたいで、ストーブを開けたり、ハマちゃんと話をしたり。やがて、9時近くになって起きて行くと「ストーブの近くにお茶を入れておいたよ」と。今日の一日はこのお茶でスタートだ。しばらく温まって、外に、薪を持ちに行ったら、上の段は空っぽ。それじゃぁ今日は朝飯前に薪でも作るかと。数年前に切った崖の所に生えていた木々も乾燥して丁度燃やすのにいい感じ。その前に、廃材も必要と、そこでも切って。切った後は、運ぶ作業。それらの作業が終わった時に、フミちゃんから「朝飯で来たよ〜」と。少し遅めの朝食タイム。のんびりした生活ですよね〜そうこうしてたら、部落のお姐さんがやって来た。もう日課で、来ない日がない状態だ。このハマイバは靴を脱がなくってもいいから、来やすい様だ。僕は、どうもお姐さん方とは意見も多少違って、一緒に会話をする事もない。そこで、自分だけ、別の部屋に行って、コタツに入ってテレビを点けて。時折フミちゃんが「お茶が入ったよ〜」とか言いながらおやつも持ってきてくれて。まぁ僕としてはこんなはっきりしない天気の日は動こうとする元気がなくなる。だからのんびり寝転んでのビデオ鑑賞など最高の時間。ありがたやありがたや。そしてお昼すぎたころ部屋から出てきたら、フミちゃんは厨房の戸棚のガラス磨きをしていたっけ。「あれ〜ぇもう帰ったの〜、なにも、するならするで言ってくれればいいものを」と、そこから二人力を合わせてガラス磨き。そうすると、フミちゃん節が炸裂「もう、そこに白いところが残ってるじゃぁない〜」と。はいはい言われる通りでございますよ〜もう一度やり直しだ。やがて今度はそのガラスを元に戻そうとして、ちょっとふらついたら「気合が入ってないからだよ〜」とまたまたお叱り。はいはい。そして、少しお昼を食べておこうか〜って二人して食べようとしてたら、またまた別の方が訪問。僕はいたたまれず「少し出かけて来るわ」と。そして帰って来たら、そのお姐さん方が、ようやく帰るところでした。フミちゃんは一体何度お茶入れをした事でしょうね〜。まぁこんな一日もあっていいでしょう〜今日の一枚はフミちゃんが綺麗に咲かせた「シャコバサボテン」です。なかなか見事でしょ〜