トロ芋掘り

いつまでも元気で


 今日は河口湖のお兄ちゃんから頼まれていた農作業のお手伝い。朝は早くに起きて弁当作って、いざ河口湖に。例年の寒さを考えれば少し気が重くなるところだが、今年は暖冬。寒いと言ってもさほど気にもならない。でも、暖かい事に越した事は無い。どうか暖かい一日で有ってくれますように。そしたら、祈りが通じたのか、今日は本当にこれで12月かって気温であった。作業も前回と同じ、トロ芋掘りなので、慣れたもの。今日は頑張っていっぱい掘るぞと。お兄ちゃんが、ユンボで穴を掘り、僕と義姉さんで片方づつ掘る。気を付けてはいるのだが、時折、思いもしない大物が出ると、ポキンと折ってしまい、同時に心も折れる音が。慣れた義姉さんが先行して、見てみると、やっぱり時折ポキンと折ったとろいもが有ると、その時はなんだか救われた気分になるのはなんでだろうか。勝負は午前中だ。とろいもは掘った後すぐに天日干ししなければならないらしく、堀る人も、掘ったら土をなるべく落としながら。その掘って干したものを再度点検して、乾いたらひっくり返す作業がフミちゃんの作業。最初はスイスイやっていたが、しばらくすると畑に座り込んで悪戦苦闘していたっけ。10時になったらお兄ちゃんが「さ〜休憩だ、休憩だ」と。見たら、近くの畑に、僕のお父さんの弟がまだ健在で畑仕事をしてるではないか。そこで、畑に行って「おっちゃん、一緒にお茶でもしましょうよ」とお誘いに。もう結構な高齢で「今は調子がいま一つで、お茶は我慢してるんだよ〜、今日は久は手伝ってるのか、お兄ちゃんにいっぱい貰っていけ」などと。そんなおっちゃんが休んでる姿が今日の一枚です。お父さんの顔を思い出すためにもいつまでも元気でいてもらいたいものです。今日はつかれたので、この後お風呂に入って早めに休もうかな。