淋しい限り・・

片付けも大変


 今朝はどう言う訳か、早くに目が覚めて、ストーブに火を入れて、フミちゃんの起きるのを待つ。しかし、なかなか起きてこない。やがて、カーテンが開く音がしたので、もう起きて来るのかと、昨夜食べた、持つ煮込みをストーブの上に乗せて、温めておこうか。それから30分。おかしいな〜起きてこないな〜と見に行ったら、なんとまだ布団の中で熟睡していた。これはダメだ、モツ煮をストーブから上げておくかと。それなら前からフミちゃんに頼まれていた、手作りの洋服かけの幅の縮小と、高さを低くしてとの要望があったので、それを修理でもしておくかと。それから、さらに30分位たった頃だろうか、すっきりした顔で「おはよ〜」と。そしたら時間も時間「すぐ食事にしますか」と。いつもの朝なら、まだ食べたくないなどと言っていたのに。そしてようやく食事にありつけた。今日は薪の片づけをしようと。しかし、太くて、このまま仕舞っても、乾燥してからでは更に割れなくなってしまうかもと考え、割れるものは割っておこうかと。しかも、割れないものはチエンソーで縦に切ってしまえばいいのではと。そんな作業をしていたら、先日ハマイバに来た部落のおばあさんから電話で「頼みたいことがあって〜」と。そこで、フミちゃんと、そのおばさんの家に行った。フミちゃんが話をしてる時間暇になり、庭でハマちゃんと遊ぶことに。ふと隣の家を見たら、いつもおじいさんと散歩にやってくる「コロ」ちゃんが顔をだし、しっぽを振って盛んにワンワンと。もういても経ってもいられなくなったのだろう。そんな鳴き声を聞いてそのおじいさんの息子さんが顔を出し、「ああ、ハマちゃんか〜、あっちを回って来て〜」と。実は、おじいさんの様態がすこぶる悪いって話を聞いていたので、顔を出しにくかったのだ。でも、「ハマチちゃんが淋しがっていてかわいそうなくらいで」と、最近の様子を話をしたら「お父さんは難病に取りつかれて、どうしようもなくって」との事。息子さんは必死に涙をこらえていたが、僕だって。人間、いつお迎えが来るかわからないし、日々悔いなく生きていたいよね。おじいさんにしてみれば、まだやりたい事も一杯あっただろうに。う〜ん淋しい限りです。今日の一枚は、少し残った丸太を割ってしまおうと。そんな光景です。