来年に向けて

準備は整った


 今日は日曜日。例によって、薪運びなんかしてるところに、この部落の漁協の方が軽トラで通りながらピッと。見ると、今日はヤマメの放流をしてきたみたいだ。この真木川は、解禁のちょっと前に放流をしていたが、それだと、解禁になった途端、寄ってたかって放流した魚を釣りきってしまう傾向になり、一か所に場所を取って他の人には釣らせないって様な人も多かった。そこで、年末に放流することによって、魚が放流場所から散る事になり、一か所に固まってはいないことが多いようだ。だから、前の日から場所取りをして頑張っても、数匹釣れたら移動しなければならず、平均して釣れるようだ。そして魚もこの厳しい冬を自分の力で越えなければならず、餌を取る事そして鳥などから身を隠すすべも学ぶ様だ。そうして生き残った魚と知恵比べしての釣りは楽しいもんだ。ただ、不届き者もいるようで、禁漁期間に隠れて自分だけ釣ろうって奴らも。そして山の仕事をしてる人に見つかって「どいうでしたか釣れますか」って聞かれて悪びれる事もなく「こんなに釣れました」って。まったくマナー違反もいいとこですよね。そう言う人が現れない様に祈るばかりです。先日山に行ったとき漁協の役員さんが車を止めて川の方を見ていたっけ。そしたら、この寒い中一人でキャンプしてる人が。役員さんも気がかりではないですよね。さて、そんな日曜日。今日も晴れ上がって気持ちがいい一日となった。そこで、フミちゃんとハマちゃんを連れてドライブしながら買い物にでも行くかと、街に出る。もちろん、後部座席との間にビニールシートを張ったので、後部の窓を開けても寒さは感じない。快適だ。そしてお昼前に帰って来たら下の息子さん二人が休みの様で庭に出てきた。そこで、薪割りをお願いして。今日の一枚は、その放流を終え来年の解禁に向けて準備が整った真木川の渓流です。