後始末に追われ

 今回の台風19号は心底怖くなった。15号台風では千葉や神奈川で屋根を吹き飛ばされた事例も多く、いくら新築の家でも、古かろうが運不運でたまたま風の通り道にあったからで、これからいつもの日常を取り戻すには時間もそしてお金も。そして豪雨。しかも、この15号よりさらに大型で強い台風と聞かされては震えるのも仕方のないところだ。そして昨日は朝から豪雨で川の水はぐんぐん増加。日記を書いた頃はまだあの大きな石の上に水が乗っていなかったので、まぁこれくらいはと。ところがその後も雨は強くなり、水かさが増し、僕の体ほどある大きな岩がゴロンゴロンと。その大きな岩が岩の壁に当たれば地鳴りを立てて。どうかこれ以上は暴れないでくださいと願った。そして台風の進路を見ながら「後数時間の我慢だ」と雨が小ぶりになるのを待った。そして9時半ころ「雨も小ぶりになったし峠は越えたようだし、じゃぁ寝るかと。少し暑苦しいので窓を開けて寝ますかと。ところがその数分後、すごい音を立てて強風が。そうだこれが吹き返しか。どうか静まってくださいと願いながら睡魔に勝てず。それから2時間ちょっとで目が覚めた。そしたらその恐ろしい風もなくなり「これで安心して寝れるな」と。朝起きたら、雲ひとつない青空。そしてあの荒れ狂った川の水も少しおとなしくなったようだ。良かった〜大過なくてと。ところがテレビのスイッチを入れたらそれはそれは大変なことになっていた。平らなところで日差しもよくって、こんなところに住みたいね〜などと話をしてたような平地では川が氾濫したり決壊したり。あの人たちがまたもとの生活を取り戻すのは気が遠くなる時間がかかるね〜とフミちゃんと顔を見合わせた。あれ程の台風で、大過なく過ごせたことは本当にラッキーなこと。そして、北側の崖を見たら「幻の滝」が出現していた。その幻の滝が今日の一枚です。そしてフミちゃんが心配していたお花も、コスモスが少し折れただけ。良かったね〜その北側の崖から流れ出た水はあっちこっちに。そしていつもは乾いてる庭もいくつか水の線が。よしこれを片っ端から直すかと。まぁこれだけの台風を受けてこれくらいの仕事はどうってことはない。むしろ幸せなことだと。それにしても昨日は朝からスマホタブレットが鳴りっぱなし。大月にも「大雨特別情報」も出され、そして、国道も通行止めも何箇所か。そして橋が壊される被害も。それにしてもすごい台風でした。そうそう、フミちゃんの娘さんなんかからも電話をもらったり、僕の息子からも電話が。しかし、作業に没頭していて出れないでいて、心配をかけてごめんなさい。心配だったよね〜こんな川の近くのハマイバだもんね〜

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  幻の滝出現