まづは一本

 今朝も禁漁間近を惜しむように何台も車が登っていった。その車を数えながら布団の中で時間を潰した。すると7時過ぎに「テニスの大坂なおみが優勝した」とのニュース。すごいことですよね〜コロナで試合が行われず、ようやく開催された大会では順々決勝では黒人差別に抗議して試合を棄権した。すると大会関係者もその行動を支持し試合を延期に。その後話し合いが行われ準決勝も突破。だが、故障を理由に棄権した。その後すぐに開催された大会での活躍は危ぶまれたが、どうしてどうして決勝までコマを進め、今朝がたついにその決勝でも勝利した。今回の大会は毎回白人に殺されたり差別を受けた人の名前をマスクにつけて。やったね〜さてそんなことに余韻を感じながら朝を過ごしていると下の息子さんが「鎌倉さんが許してくれるならあの桜の木を切ってあげますよ」と部落の役員さんが顔を揃えて。実は部落のテレビの線が桜の線と接触してるとのこと。この桜の木はこのハマイバに越してきたときからの懸案で、この線が邪魔でなかなか切れなかった経緯があった。まさに渡りに船の話しだ。だいたい家の廻りの木が家より高ければ良いことはない。だって、葉っぱが落ちて屋根に支障をもたらす。このハマイバは家の前後に桜の木を植えてあって、しかもいずれも大木になったので支障ばかり。そこで、建物の北側の木は全部これまで切ってきた。だが、家の前の木は大木になりすぎて、しかも電話線、テレビ線、そして防災無線の線と、いずれもその木の枝の中を線が通っている。その線を外そうにも経年劣化でネジも緩まない状況だ。そこに今回の部落の役員さん方がこの話を持ってきてくれたのだ「是非お願いします」と。そして、その作業は下の息子さんたちが担当することに。そしたら「午前中は出かけますので、午後からやります」との事。そこでだったら僕たちも午前中は買い物に行ってきておこうかとしばし。そして帰ってきてから、その場所を見たら色々なツルが絡まり、線が見えない。そしてあっちの木こっちの木に。そこで、自分でそのツルを整理するためにカマを持ち出し腕をふるった。するとどうだろうそれだけ頑張っただけで息切れが。こりゃぁ年をとったってことか〜やがて、下の息子さんたちが帰ってきて「これからやります」と。ここは力を合わせてかと。いろいろな道具を僕が提出。下の息子さんはチエンソーのみ。それでもこの際だから切ってもらうしかない。そして約二時間。念願だった桜の木を一本切り倒したぞ〜そんな切り倒して薪に使おうかって木が今日の一枚です。そんな作業が終わったらまるで重りでも背負わされてるほどの疲れ。ここはしそジュースでもいただくか。それでも疲れが取れなかったらフミちゃんが「お風呂でも沸かしましょ」と。それは有り難い。その風呂に入ったら体の疲れがスーッと取れた感じがしました。

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