押し詰まった年末を迎えている。今年も後4日。先日この部落のお年寄りが、この世を去った。そしてお見送りしたのは土曜日だ。そしたら、昨夜遅くにハマイバの庭で誰かが話をしている。見ると下の息子さんだ。それから数分。玄関のチャイムがなった。出ると「鎌倉さん、またまた不幸がありまして」と、式の日程表を持参し「こんな日程で葬儀が行われ、こんな時期ですし感染も考慮して、部落の方々にはお世話にならず式を上げたいとの申し入れがありました」と。この部落では長年、部落葬が一般的で通夜と告別式は部落の方々で行っていたが。それにしてもこの年末に来て二人の方をお見送りすることになろうとは。しかも昨日連絡があったのはこのハマイバを立ち上げ経営していた人の奥さんでこのハマイバに越してきてからは事あるごとに親切にしてもらっていた。聞けば92歳だったとのこと。ある意味「往生」だったのかもしれない。そして今日、さっきお別れに行ってきた。「有難う、ご苦労さまでした」と線香を上げてきた。葬儀は大晦日に行うとの事。さて、そんな今日はフミちゃんもお休みで、のんびりした朝を迎え。「今日は息子さんがついたお餅を持ってきてくれる日だね、なので、今日の午前中買い物にでも行ってきますか」と。「じゃぁ出かけてお昼でも食べてくるか」と言いながら。ところが、出かければすぐに家に帰りたい病が出るフミちゃん。案の定「今日は買い物終わったら食べるものを買って家で食べようよ」と。「分かった分かった」と家路を急いだ。家についたらフミちゃんは買ってきた洗剤を使って「年末だしきれいにしなくちゃ」と頑張っている。「ご苦労さま〜」今年も色々あったが、まぁ二人とも穏やかな年末を迎えられることは幸せなことだね。今日の一枚は、今日まで今シーズン最強の寒波が押し寄せてきているので、寒いのなんの。ちはるとハマちゃんに付き合って庭を散歩してたら岩魚池が全面氷結。そんな光景が今日の一枚です。