台風9号の被害

流されたパイプ


 9月上旬の大雨台風の被害は意外と大きかった。6日から池の水は川から摂れず井戸水を水中ポンプでくみ上げ、岩魚がすむ池の水は常に透き通った水を供給してきた。川の水も、ようやく引き始め平常時よりちょっと多いかな?位になった。昨日その施設を見に行って驚いた。パイプはなんとか残ったものの折れ曲がった上に、中に石や砂利がいっぱい詰まって、10mしかないパイプもまったく水が流れない状態になっており、更に、昔の配管の中までこの砂利が詰まっているのでは、、、。この川からの給水をしなくては電気代がえらくかかってしまう。これも、台風の被害になるんではないか。よく、ここの岩魚を見て仲間は「一匹いくらで仕入れるの?」と聞きます。魚を仕入れた値段ですぐ売れるなら問題ないが、この岩魚の維持、管理にも給水を絶対止めてはならない事や餌代も。これらすべて経費に数えたら、単純に「いくらで、、、」などと聞かれても素直に答えられない。大雨と風による被害は老朽化した施設にとっては雨漏れ、それによるカビ対策、配水管の詰まり、土砂が山に接近している為に起こる水や石の除去等々、一見被害が少なかった様に見えた今回の台風であったが、実際は相当改修に費用が掛かる事も分かった。でも泣きごとは言ってられない、仮にお金がかかっても直すものは直さなくてはね。
 あっ、そうそう、だからと言ってこの条件では気分を晴らす為にも「釣り」は行きましたよ。昨日が約2時間で23cmのヤマメを筆頭に岩魚も、計5匹。今日も夕方一時間で23cmのヤマメを2匹、22cmの岩魚など計5匹をゲットしました。落ち込んでる暇が有ったら大好きな釣りで気分転換、最高の気分になりますよ。
 また、ハマイバ、バス停で、山を下りて来たお姉さんに聞いたところ、「今、山とりかぶとが見ごろでまだまだ楽しめるよ」と情報をくれました。
 今日の一枚は大雨によって流された以前の給水パイプです。