洗濯日和り

洗濯物


 今日のハマイバは昨日までの寒さは無く、室内で11度、外の日陰でも6度あった。しっかり冬支度をしていると、あついなぁ〜ってな気温で、仕事もやりやすかった。今朝は、この暖かさに早速洗濯をする事にした。ここハマイバの施設は、山と山に囲まれており、日のでは、八時ころ、日の入りは、とっても早く、今の季節は2時半には太陽が見えなくなってしまう。今は、3時だが、もう、夕方かと思うほどだ。これから、冷え込みも一段と厳しくなるだろう。
 昨日は、以前利用してもらった東京のおばさんが、河口湖の妹を正月訪ねて、帰りに「大月の真木にハマイバと言ういいところがある」って誘って、丁度今頃、ここハマイバを尋ねてくれた。一度利用してもらったお客さんが、この様に他の人を誘ってこの施設に足を運んでもらった事は、実に嬉しい事だ。当然、自分で作った「干し柿」をお茶請けに出して食べてもらった。
 今は、少ないお客さんだが、一人、二人と「常連さん」が増える事は、ここの経営基盤を確立する上でも、大切だ。一度利用したお客さんに気に入ってもらえる様に今後も心がけていきたい。
 ただ、この商売をしていると、「かんべんしてよぉ〜」ってなお客さんもいる。その時は、遠慮なしにずけずけと、文句も言ってしまう、ちょっとわがままな、頑固な性格でもある私だが、嫌なものを我慢していると、結局長続きしない、とも思うので、あまり、我慢はしない事にしています。だって、このハマイバになんで来たのか、たった一人で、生活も安定しない、今までやったことのない未知の世界に飛び込んで、不安とも必死で戦い、頑張っているのも、「自分がやりたかった事をやって納得して生涯を終えよう」って、毎日自分に自問自答しているのに、嫌なことを我慢までして、やってられない、って思うからだ。だから、中には、「こんなとこ、二度と来るか」ってなお客さんもいると思う。自分はいつも、ありのまままで、自然体で今後も経営していこうと思っています。そんな、頑固なマスターがいるこのハマイバに良かったら一度お越し下さい。今日の一枚は、暖かい、太陽に照らされて乾いていく洗濯物たちです。