山椒摘み

山椒摘み


 今日は、連休のなか日、天気も良く、絶好の行楽日和となった。しかし、このハマイバはまだ知られていない事もあって、お客さんはいない。だが、不思議とあせりもない。「そのうちに」ってね。今日は、朝、以前の持ち主から「山椒を摘ませてもらっていいですか?」って電話。以前の持ち主のおじさんは、この敷地の周りにいっぱい山椒の木を植えて、春になるとここで摘んで楽しんでいたらしい。私一人じゃとても使い切れない、だから、どうぞ、どうぞって答えて、自分も一緒に摘むことにした。木が大きくなって、とてもじゃないが上のほうには届かない。だから、木の剪定をするつもりで、形を整えながら・・・。この作業もなかなか忍耐が必要だ。採っても採ってもカゴはいっぱいにならない。しかも、これを保存するには茹でてって事らしい。すると、カゴに一杯だった木の芽がわずかな量に。だから、腰をすえて取り組まなくちゃならない。自分は、ついに午前中でリタイヤ。午後は久し振りに床屋にでも行って、頭をスッキリさせてお客さんを迎えたい。てな理由で。午前中でおしまいにしようと最後の頑張りをみせたら、この山椒の木の怒りに触れた。つるが絡まり、なかなかとれないのだ。思い切ってエィとばかりに力を入れたら、おでこのアタリをとげの大きな枝に思いっきりぶつけてしまった。「イタィ〜」おでこに、とげの大きいのが刺さっている。それでも作業は続行、すると何だか汗のような感覚。拭いてビックリ。鮮血が手袋に。気をつけているのに又周囲の人に「ばかだなぁ〜そそっかしいんだから〜」って言われてしまう。「あ〜ぁ」今は、痛みも無く元気そのもの、さぁ〜床屋に行って来るか。
 今日の一枚は、腰にカゴをぶらさげ本格的に山椒の新芽を摘んでるお兄さんです。