わらび採り

わらび


 今日も、快晴のハマイバ。5月の風が心地よい。起きたらさっそく旅館の風通し。気持ちよさを旅館の畳にも感じさせてやりたい。今日は、天気もいいし、この真木川の上流に散策に出掛けようと出発したが、先日この山向こうでわらびが採れたところを思い出し、急遽、車をUターン。一路日川渓谷に行くことにした。出発から約45分、目的地に到着だ。この前採った場所を見ると「あった〜」一本、二本と大きく成長したわらびがおもしろい様に採れる。途中からは地元のおばさんが合流。金網のあっちとこっち、「いっぱい取ってって下さいね」何んて言われながら・・・。わらび採りが一段落すると、前には澄んだ水がとうとうと流れる日川渓流だ。釣り好きの私が黙って帰れるものか。ちょっと竿を出してみる事に。石の下に流し込むとコツンとかすかなアタリ。「よし、いるぞぉ〜」慎重に次の一投。今度は確かなアタリ、「よし、やったぞ〜」近づくとなんとこれが25cmを越えるりっぱな岩魚君だった。約一時間半。釣果は30センチを越えるマスを含め3匹だった。だが、大きな淵ではアタリすらない、しかも釣れるのはあぶらハヤ。流れ出しで小さなヤマメのアタリは何度か。腰を落ち着けてじっくり取り組んだらどうかな?
 家に帰ったのは、3時。池の岩魚君たちに餌をやってると、地元の人だと言う人が二人で来て、「岩魚を飼ってるって聞いたのでみせてもらっていいですか」って。もちろん、どうぞ、どうぞ。しかし、質問する中身が問題だ、自分の正体も明かさないで、「ここはいくらで買ったんですか?」聞いてどうしようって思ってるのか、「池を作るのに石なんかどんどん川から持ってくればいいんだ」とか。無責任と言うかどうか。しかも、最後は「こんなちっちゃい池じゃお客さんは来ない、もっと大きくしなくちゃ」なんてこれまた無責任。お金がいっぱいあってどんどん投資できるならとっくにやってるちゅうの。大きな、お世話を聞かされちゃ腹も立ってくる。一体このハマイバに何の目的があってきたのやら・・。こういう人も相手しなくちゃならないのかねぇ〜。あ〜ぁ。
 今日の一枚は、先ほど採ってきた「わらび」です。新聞紙にいっぱい広げて写真を撮りました。