父の日

蛍袋


 今日は日曜日、天気もいいし、まずは洗濯。洗濯物を乾してると、ひっきりなしに車が大峠をめざして登っていく。そのくるまにまぎれて魚釣りの車も登っていく。屋根には荷物入れをつけた車だ。このハマイバ周辺にも、橋の向こう側とこっち側に車が止まってる。こんな条件が悪い日に獲物はゲットできるのだろうか?この真木川は川のすぐ脇を道路が走ってる関係もあって、釣りにはもってこいの川でもある。水は綺麗、落葉樹にかこまれ、釣れなくったて釣り糸をたれてるだけで満足する川である。だから、平日だって毎日釣り人が入ってる。鮎の解禁が6月1日で、少しは釣り人が少なくなると思いきや、どうしてどうして。
 さて、自分はどうか。こんな日は釣りをする気にはなれない。そこで、今週も富士山の自衛隊演習場にわらび採りに出掛ける。5月はじめからわらび採りはやってる様だが、今日も車がいっぱい入っている。到着したのが11時半。入ってみるとなかなか見つからない。よく見ると、草が倒れている、しかも、わらびをポキンと折った跡が。遅いんだよね。でも富士の裾野は広い、しかも、わらびを全部採るなんて事は至難の業。丹念にじっくり探せばかなり採れる。午後3時までで、袋にいっぱい取る事が出来た。さぁ〜帰るか、って時に娘からメールが届いた。今日は「父の日」だそうで、「父の日メール」だそうだ。しかも、この日記を見ていてくれてるらしく、「最近の日記は愚痴ぽくなくていいよ」だって。遠く離れて暮らしてるがお父さんのことも気にかけてくれてるらしい。ちょっと嬉しかったかな。しかも、娘らしく、お父さんの心の動揺も日記から読み取ってくれてる様だ。そんな子供たちに「いつでも頼れる父親でいたい」って思ってはいるのだが、この経営を頑張ってると親の務めはおろそかになる。だから、孫たちとこのハマイバに来た時は精一杯おもてなしをしようと思ってはいる。だが、顔を見るとついつい厳しい事を言ってしまう。
 今度、来た時に「お父さん、ハマイバが見違えるほど綺麗になったね」って感じてもらう為にも頑張らなくちゃね。
 今日の一枚は、このハマイバ山野草が楽しめる宿にしようと植えた「ていきっぽ」(ホタルブクロ)です。