自営業

晴れたハマイバ


 昨晩まで降っていた雨が嘘のよう、今朝は透き通った青空が印象的であった。そうはいっても仕事の前には大好きな釣り。サラリーマン時代は考えられなかった事だ。5時に起きて、車をハマイバからちょっと下がったところまで走らせ(一分)昨晩まで降っていた雨によって川は増水気味だ。今までなら必ずと言っていいほど釣れる場所でなかなか釣れない。釣れるのは5cmクラスのヤマメと岩魚。リリースすること数十回、ついに20cmクラスのヤマメ、その場所で今度は岩魚の22cmクラス。結局8時までやって岩魚4匹、ヤマメ2匹だった。
 さて、家に帰り、今日は昨日までの雨が降っていて、屋根やトユの修繕箇所を見つけていたので長いはしごを担いで設置、不安定なハシゴの上での作業。こわいこわい。だが、これらも自分で直すことが当然のこと。自営業は仕事をやらなくても誰にも怒られない、したからって、誰にも褒められない。ただ、お客さんがこなければ収入は無い。40年のサラリーマン時代が懐かしい。だが、「おっ、川が濁った、それ、釣りだ」なんて事は出来ない。最近は、仕事をする場合、「これを、他の人に頼んだらいくらになるか」って事を基準に考えれば、例えば、屋根の修理を頼んだら一日安くても1万円。その時は「おっ、今日は一万円稼いだぞ」って思うことにしている。そうすると、仕事に張り合いが出てくる。
 そんなだから、体は疲れてるのに「よし、今日はこれをしよう」って、すぐ次の仕事が目に入ってくる。そして、鉄筋建ての旅館の屋上は、山の木がかぶさって木の葉は落ちるは、トユが詰まるは、手入れが当然必要になる。今までは、お客さんの目に触れない場所はどうしても後回しで、この一年、掃除もした事が無かった。かぶさってる木を切り、片付けて、今度はこの腐葉土となった、土の片付け。途中、低血糖でフラフラ、すぐに甘いジュースを補給。この作業を延々とこなしてきた。「つかれたぁ〜」今日の夕方は釣りに行くのは止めて、体を休めよっと。
 今日の一枚は、今朝、久し振りに見えた太陽の下で洗濯物を乾してる、ハマイバ風景です。