禁漁はもうすぐ

雁ガ腹摺り山登山道


 今日も天気は上々。旅館の窓から新鮮な空気を入れて。朝食をすませて今度はおにぎり作って。今日は禁漁も間近なので今年もう一回行っておきたい場所に岩魚釣りに出掛けることに。ハマイバから上流に向けて車を走らせる。車を走らせてすぐに「あっ、ガソリンがもうすぐなくなってしまう」ここから上でガス欠になったらどうするか。まぁ下ってくるにはガソリンがなくても心配はない、が、ひとたび峠を越えてしまってしまったら、こりゃぁ大変だ。そんな心配をしながらも、「今更引き返してガソリン入れに行ったらこれまた大変、えぃ、ここは大丈夫と決めてしまえ」ってグングン登っていく。途中には、他見ナンバーの車があっちこっちに止まっている。今日は平日というのになんと釣り人が多いことか。ここぞ、って場所にはことごとく。そんなこんなでついに山を越えてしまった。「こうなりゃ、小金沢に挑戦だ」もう、さっき心配していたガソリンの不安は忘れていた。時間は10時。水はきれい。道路わき。天気は上々。条件は悪い。しかも、その場所には軽トラが一台駐車中。「どうか、この車の人は釣りではありませんように」祈る気持ちで糸を垂らした。何度か流すがアタリがない。「やっぱり、これじゃ駄目か」でも小さいポイントも逃さずに丹念に。するとどうだ、ついに糸が岩の下に引き込まれるではないか。「やった〜ぁ、20cmの岩魚を釣ったぞ〜」その後もそれなりに釣果を収め、12時に上がって車に戻り、食べるおにぎりの何とおいしい事か。この沢とも今年はこれでお別れ、「来年までに又一回り大きくなって又会おうね」って放した魚と約束をして帰る事にした。
 帰りは今度は登り。「大峠」で車を止めて、時間も早いので、雁ガ腹摺り山の登山道をちょっと登ってみた。天気も良くて、ブナの樹の中は気持ちがいい。今日の一枚は、そんな気持ちのいい感じが伝わるのかどうか、自分が「いいな」って感じをパチリと撮った一枚です。今、紅葉にはちょっと早いが、天気がいい日には、ここハマイバにお泊りいただいて、是非この空気を吸いに来て貰いたいのです。寿命がのびますよぉ〜