後4日

今日の釣果


 今日は朝からはっきりしない天気。禁漁まであと5日しかない、ってのに。しかし、ハマイバ前を次から次に車が登っていく。大月駅からのタクシーも大峠めざして登っていく。ただ、このタクシーのお客さんは多分雁ガ腹摺り山の登山客だろう。が、禁漁間近の今、他県ナンバーの車の多くが多分釣り人であろう。しかも、私が起きる前からすでに釣り人が道路わきに車を止めているだろう。だとしたら、私が入り込む場所もない。このハマイバに越してくる前は奥多摩にかなりの回数通ったので、今日はドライブがてら塩山を回って柳沢峠をめざしてみた。勝沼を過ぎてブドウ畑、もも、さくらんぼ畑を通ってるとフロントガラスにポツリポツリ。雨だ。柳沢峠に到着する前に重川が流れている。以前この川で楽しい思いもさせてもらった記憶がふつふつと蘇ってくる。なにも奥多摩までいかなくったて、釣り糸を垂らせば気が済む話。
 今日は、雨が降り始めて水に濁りもはいって、条件が整った。しかし、糸を垂らしてもピクリとも反応がない。「魚がいなくなるなんて・・・」「いや、そんな事はない、絶対いるはず」いくつかポイントを変えたその時。わずかだがアタリが。再度慎重に流し込むと、ググッと引き込まれる。それがなかなか顔を出さない。エゴに引き込まれたら大変。竿のバネを最大限利用し浅瀬に誘導する。上げてみると30cm近い岩魚君。「やっぱりなぁ〜」その後も気合を入れて頑張るもなかなか釣果は上がらない。約1時間。見切りをつけて引き上げる事に。雨足は強くなるし「今日はこれで納得するか」帰宅したのが午後1時。途中、釣り人の車と思われる車がまだ頑張っていた。「ご苦労様〜」しかも、この真木川には雨は降っておらず、自分は今日は釣竿は使わないで体をゆっくり休める事にした。昨夜録画しておいた「男はつらいよ」の観賞。途中知らず知らずに寝てしまった様だ。こんな一日もあっていいんじゃないだろうか。
 今日の一枚は、重川の釣果です。2匹ともに顔つきがやさしいメスでした。卵がいっぱいで、心を痛めました。ごめんなさい〜。