08年渓流釣りに幕

まいたけ


 今日は、朝から小雨ふる肌寒い天気となった。渓流釣りの最終日だというのに、胸が躍らない。体の調子がいまひとつ。今日は病院に行って来る事にした。診断は「たぶん風邪でしょう」という事だった。熱もあるし、どうもいつもの自分ではない。家に帰って「風邪だって、先生が言うには病気なんだから明日から春まで渓流釣りはしちゃぁ駄目だって」「明日からだからこれから釣りに行って来るね」ってお昼を食べてすぐに飛び出した。結果はいまいち。20cmクラスの岩魚とヤマメだった。しかし、昨日は大きいヤマメを釣り落とし、今日は「これが今年最後の締めくくりか」って大きい岩魚を掛けた。慎重に、慎重に。だが、タモに取り込む寸前にバレた。それが何故だか悔しくない。この魚、なんと真っ黒。今まで太陽の光を浴びず、隠れて隠れて生き延びてきた魚だ。私が釣り逃したって事は、明日から禁漁になるから安心して来年まで生きられるって事。しかも、大物だからきっと産卵も無事過ごして、子供たちをいっぱい残してくれるだろう。そんな風に考えるとほっとしたってのが実感だ。明日からは今まで貯めてた仕事をこなしていく。その皮切りが「ストーブの煙突掃除」だ。3日にお客さんが来る、その前に詰まった血管の掃除をして、お客さんを迎えたい。頑張るぞ〜。
 今日の一枚は、秋の恵み「天然まいたけ」を頂いたが、その大きさにびっくり。聞けば、「山に行って、一つのかぶつが大きすぎて喜びのあまり踊りだしたくなる」そこから、まいたけって呼ぶようになったんだってさ。今が旬のこのまいたけをどう料理してお客さんに提供しようかな。