防災点検

誘導灯


 今日は、先日消防署からの抜き打ち点検が入り、不備を指摘されたところも含めて、業者を頼んで全部点検してもらった。実は、消防署も私の事を分かってもらっていたので、「指摘」は無かったんだけど、自分が許せなく、「お客さんの安全を含め自分が責任を持たなければいけないのに」って自分を恥じた。お金はもちろん掛かるが、この商売をやるからにはその責任は果たさなければ泊まってくれるお客さんに失礼だ。そんな訳で、あえてお金を掛けても業者に依頼したのです。旅館の設備には、火災報知機はもちろん誘導灯具も。一体いくつあるのだろうか。本当にびっくりする数だ。しかも、煙関知、熱感知、ベル。そして停電したときのバッテリー灯も。電池一つも万円だ。しかもあっちこっちに。更に、消火器の設置と期限。ここの施設はすでに10年ほど使われていなくって、「もう、旅館業は止めだ」って事で、これらの設備投資は放置されてきたのだ。だから、全部一度に新品に換えたんなら、ん10万円は硬いところだ。だって、消火器一本数万円するんだから・・・。でも、今日は朝から全部点検にパス出来ました。そりゃぁ後で請求書を持ってくる事にはなりましたが・・。
 これも、このハマイバを利用してくれる方に安心してもらう為だから仕方の無いことです。
 さて、部屋を歩っていて、外を見たときの驚き。実はハマイバ周辺の紅葉も峠を越して、ちょっと風が吹いたら、花吹雪ならぬ、「枯れ葉吹雪」に。黄色や赤の葉っぱと茶色くなったはっぱが、「見事」って感じで空中を舞って、地面を埋め尽くしていくんです。こんな光景もあと少し。やがて、寒く、厳しい冬が到来します。負けないぞ〜。夕方は、この地域の人から「忘年会はハマイバでしたいんですけど、いいですか〜」って電話。もちろん、「よろこんで〜」って。あ、そうそう、朝は今度の日曜日日帰りで「散策したい」って方から、昨日の日記を見て「熊が怖いから次の機会に」ってメールが入った。でも、ご安心ください、熊はあくまで人間が怖くって、通常の人間のコースは知っているようで、ハイキング客が熊を目撃したなんてあまり聞きませんから・・・。
 今日の一枚は、点検した非常灯や誘導灯です。