花の命は短くて

綺麗な桜


 今日もハマイバは暖かくて過ごしやすかった。朝、岩魚に餌を上げて、そのついでに下のおばちゃんに昨日のお客さんの事について聞いた。実は昨日ご利用になったお客さんは、下のおばちゃんの親戚の人だった。そして、ここに来たついでに下のおばちゃんちに挨拶に行っていた。このお客さんはハマイバに来るなり「男一人でお手伝いを頼まないって聞いたが本当か」更に「おそばを作るところを見せてくれないか」って。それには「どこのホテルにいったって厨房を見せてくれなんて言わないし、見せるホテルは無いでしょ」ってお断りした。このハマイバをご利用になりに来たのか、それとも男一人の民宿を興味半分で来たのか。このハマイバを利用する場合、料理やサービスが料金とあっているのか、出されたものを食べたり、施設を使って満足するかどうかで判断して欲しいし、ましてや、男一人で・・・なんて興味半分じゃ私は毎回試験を受けてる気分だ。もちろんこの事については到着してすぐに釘を刺した。
 そこで、今日おばさんになんて言っていたのか聞いたのだ。おばさんは「鎌倉さんは良くやっている」って感心してたって言っていたが、もしかしたら私に気を使ってそんな風に言っていたのかも。でも、最後に「又利用したいね」って言っていたってから次回だね。その評価は。さて、表題だが、花の命は短くて、桜の花がようやく満開になったと思ったら、今はもう散りゆく運命。でも、このハマイバの桜を多くの人に見てもらったからそれはそれで。昨日ご利用くださったお客さんが言うには「鎌ちゃん、この桜、ライトアップしたら評判になるかもね」って。この発想が良いよね。来年は短い桜の花を精一杯ライトアップしてみんなに見てもらおうと思ってます。今日の一枚は、風に吹かれながらも短い桜の花が一番綺麗なときを写真に収めましたので、ここに載せておしみたいと思います。