今日は予報では午後から雨って言う事だった。しかし、朝食をしていると、大粒の雨が屋根を鳴らしていた。「さて、どうしますか？」「いくいく、だって最初から雨が降るんじゃないかって思っていたもん」ていう返事。「よし、その覚悟なら行きましょう、それじゃぁ８時ちょっと過ぎに出発しますので忘れ物の無い様に」って。出発のときは小降りに、これじゃぁ富士山は降っていないかもって期待しながら、中央高速を河口湖ＩＣに向けて。
このハマイバから約４０分、予定通り現地に到着。まずは小手調べ。「はい〜ッ採ったことがない人はこっちに来て下さい」って。はい、足元にあるのが「ワラビ」です。「採り方はこうです」って。だが経験が有る人もなかなか見つからない。自分である程度見つけてお客さんを呼んで探してもらう。「ほらほら足元を良く見て〜」って。全員がこの体験をした後、別の場所に。さっきの勉強が効いたのか、それぞれが草むらに散らばった。「一時間くらいで一度この場所に戻って下さい〜お茶の用意もして有りますから〜」って。小雨が降り続く中「あっ、誰かすでに採った後がある〜」ってぶつぶつ言いながら。それでも良く見るとかなりある。みんな雨なんか関係ないって夢中で蕨を採った。やがて時間前にはそれぞれ戻ってきた。「それじゃぁお茶にしましょう」って。「その前に自分のとった成果を見せて〜」って点検した。初めてにしては上出来。中には８０歳近いおじさんも夢中で蕨を探した。今日は生憎の天気で富士山も見えないし、ずぼんをぬらした人もいた。が、霧に包まれながらも、富士の裾野の草原の広いこと、やがて霧が晴れてくると下界が見えてくる。参加した方々はそれぞれ満足していただけたようだ。「ワラビ採りツアー大成功」初めての経験で、一人で何から何まで。不安も正直あった。雨が降ったら中止かな？なんてね。でも、やってよかった。お客さん、又行こうね。
今日の一枚は、雨の中ワラビ採りツアーご一行様です。いい記念になると思いますよ。
