お客さんとワラビ採り

富士の草原にて


 今日は、朝食後富士山の裾野にお客さんとワラビ採りにいって来た。実は、予約いただく前に、私は姉と一緒に「わらびとりに行こう」って約束をしてあった。だが、金曜日の夜に東京の仲間からの予約が入った。もちろん仲間のご宿泊が優先ではある。だからおねえちゃんに断りの電話を入れようとおもったが、「まてよ、お客さんも一緒に富士山にワラビ採りに誘ったらどうだろうか」って考え、お客さんに折り返しの電話で打診してみた。そしたら「いいですよ、ただ足がちょっと具合悪いんだが・・」って事だったので「先日は80歳の方も出来たくらいですから〜」って。そんな事で、今日のワラビ採りが決まった。ところが実際は3人のうち2人が具合悪かったのだ。そこで、場所やら時間等々苦慮する事に。もちろん、仮にワラビ採りが出来なくったって、雄大な富士山の裾野の草原に身を置けば生き返る気分にもなるのでちょっと無理は承知の上で出掛けた。まず最初に車を留めた場所には監視員が「入山券は持ってますか?」まさか、とは思ったが仕方のないこと。だが、足が悪くてただ草原に来ただけの人の分は大目に見てもらった。「さぁ採りましょうみなさんこっちに来て下さいワラビの採り方を教えますよ」って、そしたら参加した人はすぐに探し始める。でも、足元にあるのに素通りして。場所を変えて「さぁ皆さん頑張って〜」体が具合悪い二人は持参したイスに腰掛けてのんびりと時間を過ごした。まだまだ採れるが、なかなか良いのが見つからない。しかも、出発が遅ければちょっと難しいかも。私は、お姉ちゃんとはこんな風に時間を過ごすのは幼少のころ一緒に山に出掛けて以来、50年ぶりか。嬉しかったね〜。兄弟がお互い年を取って、そしてこんな風に草原でワラビ採りなんてもう最高の気分でした。
 今日の一枚は、3人のお客さんとのワラビ採り?なんせ二人はイスでのんびりでしたから。