餌の買い付け

岩魚養殖場


 今日のハマイバは梅雨空だ。昨日車の車検が終わったので、今日はその試運転も兼ねて塩山までドライブする事にした。このハマイバの岩魚は塩山の養殖場から買い付けている。丁度標高も同じくらいで水の温度も似通っているので、丁度魚にとっていいみたい。しかし、魚は生き物だ。だから、お腹がすけば食事もする。特に岩魚は餌がなければ共食いもする。あるとき池を見たら30cmをはるかに越えた岩魚が泳いでいた。良く見ると、自分より小さい岩魚をしっぽから飲み込んで泳いでいたのだ。小さな魚はやがて尻尾が溶けて泳げなくなる。それをゆっくり頂こうって考えのようだ。餌をケチれば結局被害が増える事に。だからと言ってバンバン餌を上げればしまりの無い魚になってしまう。この辺が難しいかも。今年の3月に追加の買い付けをして、毎日餌を与えていたら、その餌が不足したのだ。よくお客さんが「鎌倉さんいくらで魚を仕入れるの?」って聞かれるが、この餌も考え、しかも水が濁ったり、温度が上がっても魚は生き延びれないのもいる。だから、一年中毎日、池に引いてる水の管理には頭を痛める。生き物を飼って商売にするのは苦労が多い。
 今日は、この岩魚屋さんのそばを流れている川にも興味があったので、ちょっこと竿を出してみた。岩魚とヤマメが交互に釣れるが、小物ばかり。約30分で諦めた。帰りは、当然ながら、一人のんびり。「フルーツライン」をドライブだ。「さくらんぼ狩り出来ます」「おいしいももあります」なんて看板を見ながら、心地よい風を受けながら・・・。帰り道、「そうだワラビでも採っていこう」って、車を急きょ山の中に向ける。さっき帰ってそのワラビを塩漬けにした。さて、今日は日記を書くのが遅くなったから急いで書こうとすると、ファックスが一件。見ると、先日お泊り頂いたお客さんからの予約だ。嬉しいね〜。だって、この前泊まったお客さんが、再度利用してくれるって事は、この前「合格点」がもらえたって事。有り難うね。またまた、頑張ります。今日の一枚は、岩魚の養殖場の光景です。