早朝から

おかめっぱ


 今朝は、東京からのお客さんにチャイムで起こされた。昨夜は右足だけでなく、かばったために今度は左足まで痛くなってしまい、更に今朝は腰まで痛さが及ぶようになった。そこに、朝早くから、岩魚釣りのお客さんの来訪だ。このお客さん、半月前に、今日の予約を入れ、楽しみで仕方がないのか、毎日用事も無いのに電話してくるお客さんだ。今朝もそんなに早く来なくったて充分楽しめるのに、しかも、バスに何分も待たなくても乗れるのに、わざわざ大金を払ってタクシーでのご来訪だ。びっくりしたのなんの。さっそくコーヒーを入れるやいなや、「それじゃぁ私は岩魚釣りを」ってんだから更にびっくりだ。「まぁそんなに急がなくても、岩魚はいっぱい釣れますから」って。コーヒーをお勧めした。それでも、コーヒー飲んだらすぐに岩魚釣り。楽しみだったんだろうな〜。しかし、体が不自由で、自分はイスに腰掛けて、私が餌を付けて、そして釣る。掛かれば竿を上げて、私が外す。そして餌を私が付けての繰り返し。私は足が痛くても歯を食いしばるしかない。20匹くらい釣ったところで、引数を数え始めたら「まだ10匹位だろう」って。目標に到達したところで止め、さばくのも私の仕事。これこそ「大名釣り」だね。帰りには、ペットボトル6本にハマイバの水をつめて。(これも私の仕事)お客さんは午前中最後のバスで東京に向かった。私は、急いで病院に電話「あの〜足を打撲したんですが見てもらえますか?」って。そしたら「すぐに来てください」って。病院について、ビックリした。待合室で見る顔は、ほとんど私が知ってる人ばかり。まだ、この大月に来てから2年だというのに・・。あっちでも挨拶、こっちでも挨拶。「鎌倉さんどうしたの?」って。結局、この部落の人はお年寄りが多く、病院通いの人が多いって事。やがて、診察の順番が。「骨が折れてるかもだって?、もし、太ももの骨に異常があれば、動けませんよ」って。心配無用、痛み止めでも飲んでゆっくり静養すれば回復するってさ。安心しましたよ〜。帰り道は、なんだかほっとして、気持ちが明るくなった感じ。家に帰ってさっそく仕事もしました。今日の一枚は、先日のお客さんに食べてもらった「おかめっぱ」の花です。これも、なかなか。