ハマイバに歌声が

歌声風景


 昨夜は久し振りの大人数のお客さんで、心底疲れた〜が実感だ。昨夜のお客さんたちは東京で労働者の歌声で交流している仲間たちの「合宿」だったそうだ。昨日は午前中に到着。お昼はハマイバの「天ぷらそば」を食した。一度に10人を越えたお客さんに同時に食事を出すのは本当に大変だ。しかも、天ぷらは揚げたてを食べてもらいたいからなお更だ。
 そして、食事が終われば一斉に歌のレッスン。さすがに「合宿」という事で、学校の生徒さんが先生の指示に従ってる感じで、いつもは時間を決めてもなかなか守ってくれないおやじ達も、奥さんの言うなりだ。夜の食事もこれまた長い。語らいながらの食事だから。まぁいいんじゃないですか。ハマイバに来た時ぐらい、時間ぐらい。ここに来たら、やったりとした時間を過ごしてもらいたいのだ。とは言っても、約束した時間だけは守ってもらいたいのだ。と言うのも、私はお客さんの好きな時間に合わせてやるくらいしか出来ないが。そして、私はお客さんの要望にそって、その時間にはキッチリ「さぁどうぞ」ってしたいし、一番美味しいだろうなって物を食してもらいたいのだ。だから自分の要望した時間だけは守ってもらいたいのです。今日も朝食後は歌声がこだました。部屋の片付けなどで行くと、さすが労働者の歌声はすばらしい。聞いていてどろどろした恋愛の歌なんかと違って、働くものの未来を明るくしてくれる感じ。「いいね〜」
 午後三時。ようやく「さぁ帰るか」って。「又来て下さいね」などと別れを惜しみながらのお見送りだ。
 昨夜から降った雨は、川を濁流とした。しかし、昼間は小康状態となり、お客さんが帰った後、真木川を覗くと、濁りも多少薄らいだ感じ。「いっちょう行ってくるか」一人暮らしのいいところ。しかも、真木川の一番上の家で、川まで数歩。4時半から6時半まで約二時間。岩魚とヤマメ各三匹。しかも27cmのヤマメも。今日の一枚は、歌声の練習風景です。