釣れないよ〜

孫に岩魚釣り体験


 今日が最後のお客さん。今日と明日頑張れば、ゆっくり体を休められる。特に今日はお昼頃には到着するという。だから、昨夜のお客さんが帰った後は大変だった。布団の敷きなおし、部屋の掃除、風呂掃除。それから、宴会場の片付け。そして、新たなお客さんを迎える準備。目が回る忙しさとはこのことだ。「まてよ、白菜が無いぞ、買いに行ってこなくちゃ〜」ってバイクにまたがった。その途中に「武田屋」さんの前を通ったらおばさんが「鎌倉さんどこ行くの?」って呼び止められた。「白菜が無いから買ってこようと」って言ったら「私が買ってきたものがあるから少しならやるよ」だって。ついでに「おはぎを作ったけど食べる?」ってこれも遠慮なしに貰って帰った。これで時間に余裕が出たので、このハマイバを売ってくれたおじさんのところにお線香を上げに行った。丁度息子さんがお盆で帰っていて「鎌倉さん、忙しくってよかったじゃん」って目を細めた。
 さて本題に戻る。今日のお客さんは、以前来た時に岩魚釣りをして、この楽しさを孫たちにも味あわせてあげたい。って大分前から申し込みがあったので、なんとしても釣らせてあげたいって思っていた。ところが最近利口になって、釣りの仕掛けを見破ってしまうのだ。だから、この間も数人の人から「岩魚釣り出来ますか?」って言われたがお断りせざるを得なかったのだ。そして、今日。この3日間餌をやってないのでどうなるか。岩魚の対応は?そして、事前に脅かさないように静かに釣って下さいってお願いをして「いざ、岩魚釣り」心配したとおり反応が悪い。5人の子供にすべて釣らせたいのだが、なかなか思うように行かない。時間だけが刻々と。私は夕飯も作らなければならないのだ。五人でそれでも7匹釣れた。しかも、一人だけ釣れなかった子供も釣り上げた。「もうこれで良しとしますか」って切り上げてもらった。今日の一枚は子供たちの岩魚釣り風景です。