お孫さんと岩魚釣り

おじいちゃんと岩魚釣り


 今日は連休の最終日。昨夜お泊り頂いたお客さんは「子供が気に入ったらしくって」って、「もう少し遊んでいっていいですか」「もちろん、どうぞどうぞ、お父さんは暇なら薪割りでもしてみますか」って。まずはチエンソーで適当な長さに切る。これも初体験らしい。次は薪割り。見本のようにパカーンとはなかなかいかない。それでも、何回かやっていくとコツをつかんだか、真ん中に命中するようになった。「あくまで、体験ですので、何で俺はこんなに働かされなくてはならないんだろうって思った瞬間やめてもらってください」って念押し。一仕事終わったら、「そろそろ帰るか」って東京に戻って行った。
 少しすると「こんにちは〜、湯ノ沢峠に行く道はここでいいんでしょうか」って。ストーブのところに呼んでお茶を入れて説明した。やがて「もう一頑張りしてみます」ってやまを目指した。今日は午後からは岩魚釣りのお客さんがご来訪。1時過ぎてもなかなかこない「どうしたんだろう」って外を見たらすごい高級車が玄関前に。「いらしゃ〜い、お待ちしてましたよ」ってお出迎えした。お客さんはお茶を飲むまもなく「岩魚釣りがしたい」って申し出だ。しかし、この魚釣りは事前の注意が必要だ。だから、「池に石など投げたり、魚を脅かさないでくださいね」ってお願いした。そして、いよいよ岩魚釣りに挑戦。最初は男の子。だが釣れない。次は女の子。池に餌をいれるなり、竿が弓なりに。なんと25cmを越える大物だ。がぜん気を良くした。そして、今度は男の子。中型のヤマメを釣り上げた。「やった〜」今日はおもしろい様に釣れる。やがて、おばあちゃんも、お母さんも。最初は「いいよいいよ」って遠慮していたおじいちゃんが挑戦。なかなかの腕とみた。腰をかがめて目印に集中。ついに大物をゲット。時間を稼いで疲れたところをと思っていたらばれてしまった。その間も子供たちはおもしろい様に釣り上げ「楽しいね〜」って。釣りが終わって、ストーブのところで反省会「又絶対来るからね」って。となりで、上品なおばあちゃんが目を細めていた。今日の一枚はおじいちゃんが孫に釣り指導しているワンショットです。