きのこ採り

きのこ採り


 今日は朝から雨の心配のない一日となった。今日は東京から岩魚釣りのお客さんが来る事になっていた。朝9時に携帯に呼び出し音。出るとそのお客さんからであった。「今大月に到着したんですが・・」って電話。この時間だと約二時間のバス待ちになる。そこで「それじゃぁお迎えにまいります」って。実はこの方は障害者の方で何度もこのハマイバで岩魚釣りをしてもらってるお得意さん。しかも、今回は体が不自由で釣りも出来そうもないって事であった。到着してすぐに生簀から網ですくって匹数を数えた。そして、はらわたを出して。その後は今度はひたすらバスを待つ事に。お茶をしながら、最近の体の具合などなど。そこに、道路の情報をひたすら見ている人がいたので近づいて「どうしましたか、この上のテニスコートまでは行けますよ」って教えた。そしたら「今日はきのこ採りにきたんですが・・」って。「まぁお茶でもどうですか」ってお誘いし、世間話に。この方は秋田県出身で小さいときからきのこ採りや山菜採りに歩いているとの事。お客さんが11時半のバスで帰った後は暇になるし、茸採りなんて地元の人もなかなか教えてくれない。だから「よかったら一緒に山に入って教えてもらえませんか」ってお願いをしてみたら「いいですよ2時間ぐらいなら」って。お客さんをお見送りして、すぐに車に乗って出発。テニスコートまで。そこに車を置いてひたすら山道を登る。やがて、から松林から道をそれて山の中に。足元にはいくつか茸が。しかし「それは食べられません」の連続。きのこ採りは難しい。そして真っ白い茸を見つけた。「あぁそれは食べられますよ」って。次はでっかい茸。「あ、これは知ってる、いぐちだよね」「そうですね」って。今日入ったところは足跡がいっぱい。どうも、地元の人が採ったあとみたい。約2時間山の中を歩いた。収穫は少なかったものの森林浴とどういうところが狙い目かを勉強した。
 家に帰って「天ぷらそば」でもお礼に作ってあげようとしたら「今日はもう帰ります」って紙に名前を書いて帰っていった。又来てくれると言いのですが・・。今日の一枚は収穫した茸です。左から「花いぐち」「あいたけ」「おしろいしめじ」だそうです。