猿対策

猿対策


 昨夜お泊り頂いたお客さんは、「天気も良いし、奥多摩方面でもドライブするか」って、遅めの朝食を摂って出かけていった。このお客さんは、インターネットの日記も見ており、昨日来た時に「干し柿はまだ出来ていないですか」って。残念ながらその干し柿はまだ出来ていない。12月も中ごろを過ぎてからだろうか。そんな事を言われていたので干し柿一つをつまんでみた。そしたら、軟らかい軟らかい。そこで一つづつ。一口食べた時は甘いんだが、後でちょっと渋が舌に残る。いまひとつの出来だった。今度とまりに来た時は美味しい干し柿を食べさせるからね。ところで、山の仕事をしてる人に聞くと「このハマイバのちょっと上まで猿が来ていますよ」って情報だ。先日の柿の盗人は「たぬき」だったが、猿に狙われたらひとたまりもない。だって、家の二階だろうが全然へっちゃら。吊るす場合は何らかの紐などに吊るす。彼らはこれもへっちゃら。だから、部屋の中に入れて鍵をしておかなければ予防にはならない。そこで、今までは外の洗濯物干場に吊るしていたが、今日は一つも残さず全部二階の廊下に吊るし、そして、網戸に昼間はして、夜はガラス戸を全部閉めて鍵をかける。今はただ、干し柿が太陽の恵みを受けて美味しくなるのを待つばかり。
 さて、今日も土曜日だ。車は例によって次から次にゲートの前に集まってきては、恨めしそうにUターンしていく。やがて、土地の人が数台の車で。話を聞いたら「車を止めさせてもらえませんか、ここからちょっと上まで散歩したいんで」って内容であった。ちゃんと筋を通して「駐車させてもらえませんか」ってお願いに来る人に断ったためしはない。それなのにちゃんとお願いにも来ないで「駐車して当然」ってのが許せないんだ。今日の人には気持ちよく「どうぞ」って駐車させましたよ。今日の一枚は、二回の廊下にずら〜っと並んだ干し柿です。