いざ、岩魚釣りへ

いざ、岩魚釣りに


 今日のハマイバは朝からどんよりとした雲に覆われた。そして時々ポツリ、ポツリと。まだまだ釣りの条件は整っていない。昨日、「お父さんを連れてハマイバに行きたいんですけど・・」ってお客さんが午後2時に到着した。いつもおばあちゃんの面倒を見ている88歳のお父さんを連れて。さっそく自分は釣りがしたい。だから事前に釣り券を買って。「今日はひごろ頑張ってるお父さんを自然豊かなこのハマイバに来て、真木川で釣りをさせたい」って事らしい。おばあちゃんをお嫁さんに預け、お父さんと「いざ、岩魚釣り」に。昔は渓流釣りをしたと言うお父さん。「今日は5匹が目標だ」って。だから「そう言うのを、取らぬ狸の皮算よって言うんだよね〜」って。だって、つり条件は比較的悪い。しかも、高齢者でもあり、足元がしっかりしてる場所を。となれば、そんなに期待も出来ない。これらのことを考慮してのご案内はなかなか難しい。そしたらおじいさん曰く「今日釣れなかったら魚がいない場所を教えたことになる」だって。だって、毎日プロの様な格好をした釣り人が攻めてしかも釣れないんだからね。東京の生活を離れ、この自然豊かな真木川で釣り糸を垂れる、その幸せを感じてもらいたいな。釣れなかった場合はこのハマイバでね。その時は保障をしますよ。
 今日の一枚は88歳のおじいちゃん。これから雨の中を昔取った杵柄で頑張ってくるって出かけていきました。安全第一でね。