むかごひろい

ハマとたわむれる


 今日もお客さんはいないし、さて何をするか。午前中は天気もいいし、真木林道からの紅葉の進み具合を見に行ってきた。そうは言っても、大峠まで行ったわけでもない。この真木林道を10分も走ればハマイバ丸や大蔵高丸などの山の進み具合も林道から十分に観察できる。先日のお客さんも「まだもう少しだね」って言っていた通り、山が紅葉するのにはもう少し時間が必要だ。さて、山から帰ってから久し振りにハマちゃんとお遊びした。それが今日の一枚です。ハマちゃんとおんなじ目線で対応するとハマちゃんは大はしゃぎ。寝ころんだご主人様に乗っかったり、顔をとにかくなめまくる。「よせったら〜」とか言いながらもじゃれあった。
 さて、午後はどうするか。今日は天気もいいし平日だし、道路も渋滞などないし。「よし、これから河口湖のお兄ちゃんのところにむかごを貰いに行こう」と、急きょ出発。今日はハマちゃんはお留守番だ。だって、連れて行くとどこの畑に行くか、何をしでかすかわかったもんじゃない。仕事が集中してできない。「今日は遊んであげたでしょ」と。春にとろいもを植えた場所に行き、とろいもの「くら」の下にビニールシートを敷いて、そのくらを思いっきり揺らすのだ。そうするとそのシートの上にボタボタと落ちてくる。回収はシートをまとめて、カゴに移す。ただ枯葉もほぼおんなじ量たまるので、あしたこの仕分け作業もしなければならない。昨年まではお客さんに主に「天ぷら」や油いためでお出ししていました。今年は希望者にはパックに詰めてお売りしたいなと。その作業をしていると、千葉のお客さんから電話。「11月初めに雁が腹摺り山に登りたいんでお世話になります」と。常連さんのご希望だ、喜んで〜ってね。