三日目

梅の花


 こうもハマイバは晴天に恵まれた。昨日フミちゃんは「足が痛いから明日はウォーキングはやめたわ」って事で今朝はまだフミちゃんが寝てる間にストーブに火を入れて、その足でハマちゃんと朝のウォーキングに出発した。多少足が痛むがこれくらいは何の事はない。歩いて数分すればじんわり汗ばんでくる。今朝はハマちゃんのロープは付けずに自由に歩かせた。ハマちゃんは足が速いので常に先を行く。そして道草を食いながら。ちょっと見えなくなれば「ハマちゃ〜ん」って呼べばすぐにご主人様の所に吹っ飛んでくる。これなら安心だ。帰ってきたらフミちゃんも起きていてすでにコーヒーを入れてあった。最高だね。その後は岩魚池への山から引いている水が少なくなっていたのでこれの点検に出発した。ハマちゃんは庭でず〜っと私の方を眺めて待っていた。「おうおういい子で待っていたんだね」と。そこうしてるといつもハマイバに来ている部落のお姐さんがストーブのところに座って「鎌倉さん、今年もよろしくね」と。今年になって初顔合わせ「こちらこそ、よろしくお願いします」って。そこで話になったのがウォーキングの事。「フミちゃん、今痛くてもすぐに治るし、ここで止めちゃぁダメだよ」って。夕方になってこのお姐さんから電話。「これから一緒にウォーキングに行きましょ」って。最初はシブシブだったフミちゃんも歩き始めたら「あれ〜あんまり痛くないわ」って。なんだかんだ今日で三日目。明日止めれば「三日坊主だね」とか言いながら。今日の一枚は昨日このハマイバに帽子を買いに来たお姐さん方が持ってきた梅の花です。こんなに寒いのに「梅の花が咲いてたわ、よかっからあげるわ」ってもらったものです。これからちょうど咲き始めるところです。