青ざめ

秋の恵みコウタケ


 昨夜遅くにフミちゃんの孫たちもようやく寝つき、やれやれとプライベートの部屋でごろん。そしたら、ちはるがなにやら苦しがっている。見ると迷子除けの鈴を首に付けたが、「まったく邪魔だな〜」って盛んにむしりとろうとしていた。そんな事があって、首輪の鈴がない。「こりゃぁ鈴を飲み込んだか」と二人で慌てて逆さにしたり、指を口の中に入れたりして取ってやろうとしたが、舌が邪魔をして取れない。「ちょっと待ってて、ラジオペンチ持ってくるから〜」って飛び出したらフミちゃんが「呑み込んでしまったようだ」あんなに大きい鈴を飲み込んだら胃までは行くだろうが、その後は腸閉塞だ。って心配になり今日お医者さんに行くことに。昨夜はちはるが苦しがってはいないか、心配で深い眠りにつけなかった。そして、朝になって孫たちにも説明して、朝食を食べたら帰って貰う事に。お医者さんに電話したら日曜日だが午前中なら診てやるって返事が。もし手術ともなれば保険も効かないのでえらい出費も覚悟して。まぁハマイバの一員として認めたからには責任もあるしね。そして、お医者さんに診てもらったら「お腹の中には鈴はないですね〜心配いらないと思いますよ〜」って。それは何よりでした。ところが心配が無くなったら今度はフミちゃんが落ち込むことに。「どうしたんだよ〜よかったじゃない」って言ったら「良かったんだけど〜もっと注意してみて見れば鈴だってどこかに絶対落ちてるはずなのに、またまた無駄な出費をしてしまった〜」って。「だって、二人いて二人ともそう思い込んじゃったんだから仕方がないじゃない。もし、お医者さんに来なければず〜っと悩んで暮らすことになるんだよ。まぁ安心料だね。また二人でその分一生懸命頑張って稼ごう」って慰めた。そして、家に帰って見つけたらストーブの裏にちゃんと鈴がありました〜またまた怒りをあらわにするフミちゃん。でもよかった〜今日の一枚は帰ってきて
良かったじゃん」などと話してコーヒータイムしてたら、下の息子さんが「鎌倉さん、コウタケのでっかいのが採れたから持ってきましたよ〜」って、秋の恵みを貰ったものです。しばらくはお客さんに味わってもらえるかな〜そんな一枚です。