よくぞ一人で

女の子一人で


 今日も秋晴れとなったハマイバ。今日は例によって旅館の掃除に専念。さすがに虫の大群は気温が上がっても飛んでいない。しかし、先日一斉に飛んできた虫たちは旅館のあっちこっちに入り込んではちょろちょろと出てくる。それを「一匹残らず退治するぞ」と掃除機で吸い込む。まるでいたちごっこの様だ。しかし、一匹づつ着実に減っている事は事実だ。こうなれば根競べだ。そして、今日は天気が良くても舞っては来ないので布団干しも安心だ。秋の太陽を存分に味わってもらおう。と。干した後は布団がふかふかだ。
 午後になって、「今日は河口湖のお兄ちゃんのところにナスを貰いに行くか」って事に。お兄ちゃんの所では今はもう出荷もしてないし、自分たちが食べるだけ。そうは言っても食べきれる量ではない。だから放置されやがてダメになるだけ。それじゃぁもったいない。使える物は使ってやらなければね。有り難うございます。ってな考えで「そろそろ出かけるか」って時にピンポ〜ン。出ると女子大生が「先日電話しておいた○○ですが〜」って。聞くと今朝は7時頃にこの真木に来て、今迄山の中で一人で動物の調査にきていたんだとか。山には熊もいるし、イノシシ、シカなど動物がいっぱいいる。一人で山の中にいたんでは怖くはないだろうか。自分が釣りに行くとシカなんかと結構出会ったりする。そんな時はシカだからいいが、熊に出会わない様にって心から思う。そんな山の中に、たった一人で女の子が長時間いるなんて信じられない。でも、来年の卒論にはこの真木の動物の生態について書こうと思っているらしいので、怖いなんて思ってる暇もないのかも。まぁまぁご苦労様って事で今日は初対面だったのでコーヒー入れてお出迎えした。
 今日の一枚はそんな彼女に「日記の今日の一枚に載せる写真を一枚撮ってもいいですか」って了解を貰った一枚です。まぁ頑張って立派な卒論が出来ます様に・・・。